サービス業の「あげる→売りやすい→売りたい」は?

サービス業のプロダクトフロー マーケティング


「フロントエンド」「バックエンド」等のカタカナ用語を使わずに、「あげる→売りやすい→売りたい」へとスムーズにつなげる流れ(プロダクトフロー)を解説します。
カウンセラー・セラピスト・コーチ・コンサルタントなど見えないものを扱う人に向けて、今回のテーマは「サービス業の場合は何をしたらいいの?」です。


「あげる→売りやすい→売りたい」の具体例はこちら↓


提供するものが目に見えないサービス業

サービス業というのは、

  • カタチがない
  • 在庫を持てない
  • 全く同じ再現の提供ができない

ですよね。提供する(売る)ものは、目に見えないという特徴があります。


目に見えないものを提供するのが、サービス業
目に見えないものを提供するのが、サービス業

あげるものは、「情報」

そんなサービス業を営むあなたが相手(お客様、クライアントさん)にあげるものは、「情報」です。目に見えないそれを目に見えるカタチに(具現化)し「情報」として提供します。

相手(クライアントさん)は、自分のニーズ(~~になりたい、~~を解決したい等)を満たしてくれる情報を求めてネット上をさまよっています。あなたがこれまで培ってきた知識や経験、ノウハウ等を、ぜひ「情報」としてネット上に公開し「あげるもの」としてシェアしてくださいね。

そのための媒体として最適なのが、「ホームページ」や「ブログ」「SNS」「動画サイト」「メルマガ」などです。どれも様々なサービスがあり、特別な知識や技術がなくても運用できるくらい身近な存在になっています。
誰もが自由に自分のメディアを持てる時代なので、ぜひ「入り口」としてそれらを上手に活用したいところですよね。


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私もこのサイトでわかりやすく具現化するべく、頑張っています。


これらの「情報」から知りたかったことや解決策やヒントが見つかったり、「そうそう!私も!」と自分事として受け止めてもらえると、「誰が書いてるの?」「誰が発信してるの?」と、その媒体を管理運営しているあなた自身に興味を持ってもらえます。

売りやすいものは、「気軽に会える、体験できるもの」

「ちょっと体験してみたいな」「この人に会ってみたい!」に応えるサービス、それが「売りやすいもの」になります。
ネット上で「情報」として見たり読んだり聴いたりしていたものを、実際に「体験」できる場、気軽に「体験」できる機会として作り、相手(クライアントさん)に提供します。

例えば、

  • 数時間で体験して頂く「ワークショップ」
  • エッセンスを凝縮した「1day体験」
  • 気軽に参加できる「入門講座」
  • 遠方からでも参加できる「オンライン講座」

等ですね。
対面かオンラインかに関わらず、実際にお話しできたり質問に答えたりと、あなた自身を体験して頂く機会です。


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何を買うかより「誰から買うか」が重要な今の時代には、とても貴重な機会になります。


このとき大事なことは、仮に低価格だとしても、「手を抜かない」「本気度を下げない」「熱量を下げない」「出し惜しみしない」です。
ここで提供するものは、あなたが「一番提供したいもの」の一部です。時間的な制約により一部の提供に限られる、というだけですよね。

相手(クライアントさん)にとってここでの体験が「私に合っているし、すごく良かった!もっとほしい!」になったとき、次の「売りたいもの」へとつながります。

売りたいものは、「その真髄に触れる最高の体験」

あなたが一番売りたい(提供したい)ものは、「あなたにしかできない」ものです。
たとえオリジナルではなくても、師匠から学んだものや既に存在するメソッドだとしても、師匠と同じ提供ができないように、師匠もあなたと同じ提供はできません。

学んだ知識やノウハウの他にも経験から得た知恵が加わって、その提供するものにはあなたの人生のエッセンスが散りばめられ、「あなたの分身」になっているはず。


これを、みんなに知ってほしい!
これを、過去の自分のように今苦しんでいる人に伝えたい!
これを使って、自分らしく生きるサポートをしたい!
これを使える人を増やしたい!

そんなあなたの「熱」「想い」と共に提供するものは、相手(クライアントさん)にとっても魂が震えるような「最高の体験」になります。あなたがかつて、その真髄に触れ涙した日のように。


サービス業の場合:プロダクトフローの例


ぜひその「最高の体験」を一人でも多くの人に届けるために、マーケティングを活用してくださいね。

これから先、マーケティングは「売る」「売り込む」ためではなく、「シェア」するためのものになる……私はそう確信しています。なぜなら「相互扶助」「相互依存」の時代だから。


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あなたが届けたいもの……待ってる人がきっといます。


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