理想の相手(お客様、クライアントさん)が
「あなたがいいんです!」「ぜひお願いします!」
とあなたを選んでくれて、その後あなたのサービスを受け、満足して喜んでくれる…
そこまでの相手の心理を段階ごとに示した流れ「マインドフロー」を紹介します。
マインドフロー
「マインドフロー」とは、「戦略BASiCS」の佐藤義典先生が提唱している「相手の心の動き」です。
1. まず知って(認知)
2. 「これ、いいな」と興味を持って(興味)
3. 「もっと知りたい!」と更に調べて(行動)
4. 「他にもあるかも?」と競合を探してみたりして(比較)
5. 「でも、やっぱりこれがいい!」と選んでくれて(購買)
6. 実際に使ってみたり食べてみて(利用)
7. 「これを選んで良かった!」と満足する(愛情)
↑ という流れ(相手の心の動き)です。
今、これを読んでくださっているあなたは、(目に見えない)何らかのサービスを提供している人だと思うので、 《5. 購買》は「申込み」や「契約」にあたりますね。
この流れは、有名な「AIDMA(アイドマ理論)」と《購買》までは、ほぼ同じです。
AIDMA(アイドマ理論)
1. まず知って注目し(注意)
2. 「これ、いいな」と関心を持ち(関心)
3. 「ほしい!」と思って(欲求)
4. それを記憶し(記憶)
5. 買う(行動)
《Action(行動)》は、「AIDMA(アイドマ理論)」では《購買》のことです。
興味のある方は、ネット上にたくさん解説記事があるので、そちらをどうぞ。
「マインドフロー」と「AIDMA(アイドマ理論)」の違い
ほぼ同じなのに、なんでわざわざ「マインドフロー」推しなのかというと、理由は2つあります。
1つ目は、《4. 比較》段階が入っていること。
市場には、同じような価値の商品・サービスが溢れています。現在ではどの業界も「競合」が多く存在するため、他と「どう違うのか」を明確にする必要があるからです。
そしてもう1つの理由。
《Action(行動)》で購入して「はい、おしまい!」だと、今の時代はちょっと、いや、かなり…よろしくないのです。
世はSNS時代ですから。
そこから先、実際に利用した結果に満足できないと、ネガティブなクチコミが出回ってしまうかも知れないわけです。
なので、最終関門の《7. 愛情》段階までちゃんと到達してもらえるかどうか、気にかける必要があるんですね。
もしも、関門の下の方《6. 利用》段階に問題があるなら(つまり品質に問題あり!というヤバい状態…)、認知してもらう方法をあれこれ考えるよりも、まずは品質そのものを改善するのが先です。
でも、これを読んでくださっているあなたの場合は、おそらく提供しているサービスの品質には問題なし(むしろ自信あり!)のはず。
このサイトは「サービスには自信あるけど、お客様への届け方がよくわからない…」という人が対象です。
もしも、なかなか申込みが来ないなぁというのであれば、
《5. 申込み》までのどこかで、相手(クライアントさん)が止まっているのでは?あるいは《1. 認知》の手前かも?
それぞれの段階ごとに、やるべきこと、考えるべきことが違うので、
「自分の場合は、相手はどこで止まっているのかな?」
というのを、考えてみてくださいね。
「マインドフロー」続きはこちら ↓
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