日本で一番ゆる~い「ビリーフリセット」解説《1. ざっくり概要編》

心の仕組み
日本で一番ゆる~い「ビリーフリセット」解説


「思考が現実化する」とか、「心が先で、現実は後」などの表現を、聞いたことはありますか?

目に見えない「心」の仕組みを解明し探究するのが「心理学」ですが、なにぶんにも見えないので、理解してさらに腑に落とすのは、なかなか大変なものです。

そこで、私が学んだ「ビリーフリセット®︎心理学」を、できる限り専門用語を使わずに解説してみるという挑戦に出てみました。


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心理系は重くて暗くて苦手…という方にもわかりやすいよう、ゆるゆるなノリでお届けします。


まずは、ざっくりとした概要編から。


日本で一番ゆる~いビリーフリセット解説「ざっくり概要編」-こうして思考は現実になる-


「思考が現実になる」プロセス

人が「今ここ」にこの状態で在るのは、過去の「行動」の結果ですよね。あなたも私も、これまでの行動の結果、今現在こうして存在しています。
現実は「行動」により作られます。

そして、「行動」「選択」の結果です。
「行く行かない」「食べる食べない」「やるやらない」「続けるやめる」全ては、意識的にまたは無意識に「選択」したことによるものです。

あらゆる「行動」は「選択」の結果
あらゆる「行動」は「選択」の結果


ではその「選択」は、「何を根拠に、何を基準にしているのか」というと、意識的にまたは無意識に「何らかの考え・思考」に基づいて「選択」しています。

この「何らかの考え・思考」に基づいてというのが目に見えない部分であり、また無意識のことが多いので、わかりにくいわけです。

このプロセスを図式化すると、こんな感じ。↓↓↓

思考が現実になるプロセス
思考が現実になるプロセス


では「考え・思考」の部分を、もう少しアップで見てみましょう。


「考え・思考」とは、「顕在意識と潜在意識」

「考え・思考」には、深度があります。

そして、

  • 自分でわかる(意識できる)領域の顕在けんざい意識」
  • 自分でわからない(意識できない)領域の潜在せんざい意識」

が、あります。


「潜在意識」は、まるで深海みたい
「潜在意識」は、まるで深海みたい


浅い領域にある「考え」とは、例えば、

「〜〜したい!」(欲求)や、
「〜〜しなければならない」(義務)や、
「〜〜してはいけない」(禁止)など、

「行動」のための「考え」です。

「顕在意識」にある、自分でわかっている「欲求」なら、

「〜〜したい」 → やる
「〜〜したくない」 → やらない

と、自由に選択できます。


でも、「義務」と「禁止」は「行動を制限する考え」で、自分で自由に選択しているというより、気づかないうちに(無意識に)これらの影響を受けていることが多いのです。


自分の中に「義務」「禁止」が多いほど、動ける範囲が狭くなる
自分の中に「義務」「禁止」が多いほど、動ける範囲が狭くなる


「義務」「禁止」の「考え」とは、言い換えると「行動」のための「自分のルール」なのですが、

それでは、その「義務」や「禁止」の「考え」「自分のルール」はどこからくるのか、その根拠は何かというと、さらにもっと深いところに、元となる「考え」があるからです。

「〜〜しなければならない」「〜〜してはいけない」に、
「それは、なぜ?」と問い掛けると、


「なぜなら、〜〜だから」

と、その根拠となる「考え」が、さらに奥深くから出てきます。


meg
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その考えが言葉でスッと出てくるあなたは、相当な自己探求マニアですね。


それは、

「○○は、△△だ。」「○○とは、~~なものだ。」とか、「A = B」といった「定義」「前提」(良くも悪くも、決めつけ)みたいなものでもあり、大事な価値基準信念でもあります。

  • 主語に「自分」が入ると、自分が考える「自己定義」となるし、
  • 主語に「誰か」が入ると、自分が考える「その人の定義」になるし、
  • 主語に「世界」が入ると、自分が考える「世界の定義」「世界観」になります。


「定義」「前提」は、行動レベルまで影響
「定義」「前提」は、行動レベルまで影響


しかし実際はこんなに単純ではなく、「潜在意識」の領域は、ミルフィーユみたいにもっと何層にもなっている上、様々な「考え」がそれぞれ複雑に絡み合っているため、まるで迷宮のような状態です。

また、自分でわかっている「欲求」であっても、
「すごく~~したいのに、なぜかどうしても、できない・・・」
という場合には、「潜在意識」の領域(なぜかどうしても・・・の領域)に、


「そうはさせない!」という別の「考え」があって、その影響を強く受けているため、
「やりたいのに、できない・・・なぜか理由はわからないけど・・・」

と、自分ではさっぱり???な状態になるわけです。


その「考え・思考」(←ビリーフ)をリセットする

「ビリーフリセット®︎」は、「義務」「禁止」や、その奥にある「自己定義」「世界の定義」などの中から、自分を縛る否定的な「考え・思考」(←ビリーフ)を拾い出し焦点を当て、


その考えは、本当なのか?


と、検証していく方法です。

例外を探したり、そもそも「いつどこで」その「考え」(←ビリーフ)を持つことになったのか、を紐解いたりしながら、

  • その「考え・思考」があることで、得たものやメリット
  • その「考え・思考」があることで、得られなかったものやデメリット

それぞれを明らかにし、

  • その「考え・思考」が、現在の自分にとって必要なのか
  • その「考え・思考」を、今後も持ち続けたいか

それを自分で「選択」できるようにします。

そしてその上で、

その「考え・思考」であっても、そうでなくても、どちらでもいい

という、まっさらでニュートラルな(自由に選択できる)状態を、頭の中だけでなく身体に落とす(腑に落とす)のが、「ビリーフリセット®︎」です。


その「考え」(←ビリーフ)がリセットされると、その分自由になる
その「考え」(←ビリーフ)がリセットされると、その分自由になる


「良い悪い」ではなく、 必要なければ「リセット(解体)する」ことで、自由に発想し行動できるようになります。
また、リセット(解体)する必要のない大事な「考え・思考」も存在します。

そうして、
「本来の自分」の在り方を取り戻し、
「本来の自分」で生きるステージ(自己実現)へと進む

そのためのひとつの手法です。

次回は、その「考え・思考」(←ビリーフ)がなぜできたのか、原因についてのゆる~い解説です。


meg
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お茶でも飲みながら甘いものでも食べながら、ゆるゆるお読みいただければ幸いです。


常識を疑ってみよう
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