自分の「才能」と「アイデンティティ」を見つける方法を、シリーズで紹介します。
4回目は子ども時代についての質問が2種類で、この【質問項目】もセッションで扱っています。
これは、本来の自分の姿や純粋な自分の喜び、元々持っている「熱」や好奇心などを見つけるための質問です。
子どもの頃に好きだった遊びや、夢中になってやっていたことを思い出してください。楽しみに観ていたアニメ、マンガ、TV番組などがあればそれらも書き出します。
【質問 2.】で書き出したことと重複することも出てくると思います。
こちらの質問は子ども時代の経験なので、大人から刷り込まれた価値観や社会常識にとらわれない、より純粋な本来の「好き」「ワクワク」が見つかります。
「見つかる」というより、「思い出す」ですね。
自分の「熱」や「興味関心」がどこにあるのかをこの質問からも確認することができ、「好き」は大人になっても変わらないんだな、最初からだったんだなと気付くと思います。
この質問も、本来の自分の姿や自分の「熱」を見つけるためのものですが、それだけではなく、封印した「力」や「個性」も教えてくれます。
「空気を読む」ことを求められたり、「同調圧力」の強い日本では、子ども本来の伸び伸びした個性を、周囲の大人たちから「出してはいけない」と止められることがよくあります。
元気いっぱいで楽しいはずの個性が「調子に乗ってはダメ!」と抑えられたり、逆に1人で静かに遊ぶのが好きな子が「子どもは外でみんなと遊びなさい」と無理やり外に出されたり、好きでもない習い事を「将来のためになるから」と強制され、母親の喜ぶ顔見たさに頑張ったり、など、誰でもいくつか思い当たるのではないでしょうか。
- 親や先生に、よく怒られていたこと
- 本当はやりたかったけど、出来なかったこと
- 我慢して、諦めてしまったこと
などを、思い出して書き出してみてください。
きっと、眠っていた自分の「力」「個性」が、目を覚ますでしょう。
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